子供

保育士の魅力

保育士のイメージ

最近、待機児童問題の影響で保育士不足が深刻化しております。

需要があるのに働き手が増えない原因として、保育士に対する世間のイメージがあまりよくないためではないでしょうか。

子供と接するのが好きで保育士資格も持っている、けど保育士ってなんだかきつそう。
そんなイメージから保育士へ挑戦することを踏みとどまってしまっている方も多いのではないでしょうか。

しかし働いている人の中には保育士の仕事を天職と思いながら働いている人もいます。
そのような保育士の方が働く上でのモチベーションは何なのでしょうか。

今回は保育士の魅力とやりがいについて解説していきたいと思います。

保育士の魅力②:子供たちの笑顔

保育士の魅力はやはり子供と接することが出来ることではないでしょうか。
その中でも特に子供たちが笑顔を見せてくれた瞬間が働く上での原動力になっているという方は多いようです。

保育園では子供同士の様々なトラブルが毎日のように起こります。
つねったり、喧嘩したり、怒ったり、泣いたり・・・。
しかし、ふとした瞬間に見せてくれる嘘偽りのない純粋な笑顔が、保育士をやっていて癒される瞬間であり、つらいことや大変なことも乗り越えていけるのです。

保育士の魅力②:子供たちの成長を間近で見ることが出来る

ある意味では保護者よりも子供と接している時間が多い保育士。
昨日出来ないことが今日は出来るようになったなど、毎日子供と触れ合っているので、子供たちのふとした成長に気付くことは多いです。

そんな日々の成長を見るたびに保育士の楽しさを実感することができます。
そして、その成長が良い方向へ進んでくれているのであれば尚更です。

年少組の時は泣きべそをかいていた子が、年長さんになって年下の子の面倒を見るようになったりなど、子供たちの思いやりの心が成長していくさまなどを目の当たりにしたときは保育士をやっていてよかったと感じる瞬間の一つではないでしょうか。

また共働きの両親は普段の子供の生活を見ることができません。
代わりに保育士として子供が健やかに楽しく成長していく姿を両親に報告することができるのです。

保育士の魅力③:保育士の待遇が上がっている

待機児童の問題を解消するために、保育士の待遇を自治体が中心となって改善する取り組みが活発となっております。
特に神奈川県では共働き世帯が多く保育士の需要も高いことから、この改善に積極的に取り組んでいます。

例えば、保育士試験受験料の全額を県が負担してくれたり、「保育士宿舎借り上げ支援事業」という事業も2015年に神奈川で先駆的にスタートしました。
これはこの事業を実施している職場に雇用されれば家賃が最大で5年間月額8万円まで職場が負担するという制度です。

これらの政策を行った結果、神奈川県では保育士が増え待機児童数は大幅に削減されました。
もちろん今でもこれらの制度は続いており神奈川での保育関連の求人数も増加しております。

保育士の待遇改善は神奈川以外でも取り組んでおり、全国的に見ても保育士の待遇は向上しているといえます。