NHK_テレビドラマ

ドラマ「東京ウエストサイド物語」で話題の八王子って?

地域の特性を描いているドラマ

NHKでは地域発ドラマとして各地の特性を描いたドラマを製作しています。
これまでに全国各地がテーマになっている地域発ドラマが誕生していますが、東京の地域発ドラマとして初めてになる東京ウエストサイド物語(ストーリー)が話題になっています。
このドラマは、八王子が舞台になっています。
あらすじは、就職活動に奮闘している大学4年生の高山峰子の母親である晴江が突拍子もなく主婦業を卒業すると宣言します。
しかも、昔から憧れだった芸者になりたいとして三味線や踊り、唄の練習を始めるようになりました。
峰子の父であり晴江の夫でもある謹一は、芸者になりたいと頑張っている晴江を応援していたものの、キレイになっていく晴江のことが心配でたまらない様子です。
稽古の結果、八王子まつりで芸者デビューを果たすことになりましたが、どんな結果になるのか?という物語です。
芸者を目指すことになったのは何やら裏がありそうですが、詳しくはドラマの中で描かれていくと考えられます。

峰子を演じるのは元ももいろクローバーのメンバーだった早見あかりさんです。
女優になるためにアイドルを辞めたという経歴の持ち主で、徐々に実力を発揮してきた注目の女優さんです。
晴江役はベテランとも言える羽田美智子さんです。
他に注目したい出演者としては、北国三郎太という名前の商店街の会長役を担当する北島三郎さんです。
役名もご本人を連想させるもので、かなりユニークな印象を受けます。
ちなみに娘さん役の水町レイコさんは、実際に北島さんの娘さんです。
ドラマの内容もコメディタッチなので、どなたでも楽しめる内容になっています。

八王子の特徴

ドラマの舞台になっている八王子は、東京の中でも最大規模の面積と人口を誇る街です。
東京都心に近接している場所ですが、高尾山が代表的な存在を誇り豊かな自然がたくさん残されています。
都内でも暮らしやすい街、暮らしてみたい街として人気が高く、今後も更なる発展が見込まれています。
八王子にはドラマにも出演している北島三郎さんの自宅があることでも知られています。
敷地面積は1500坪で、部屋数は三郎という名前にちなんで36室も存在しているまさに大豪邸です。
大きな自宅にはご本人と家族だけでなく、内弟子も一緒に暮らしているそうです。
八王子に縁のある人物だからこそ、今回のドラマ出演に至ったのかもしれません。

ドラマのテーマになっている芸者は、八王子芸者のことです。
晴江の芸者修行を認めるなつ鈴役のゆき乃恵めぐみさんは実際に芸者として活躍されています。
晴江が芸者デビューをする八王子まつりは、毎年70万人以上もの人で賑わう大きなお祭りです。
山車の装飾が豪華で、素晴らしいことでも知られています。