公園

【代々木公園】編

自然を感じながら有意義な時間を過ごす

東京都民の憩いの場として親しまれている代々木公園は、かつては東京オリンピックの選手村として活用されていた場所です。
その前はワシントンハイツと呼ばれるアメリカ軍の宿舎などがあった場所で、その前は陸軍練兵場などの敷地として使われていました。
ワシントンハイツの建物は改修をして選手村に活用されており、その時の一棟だけは現在でも残されています。
この建物は当時オランダ選手が活用していたそうです。
オリンピックが終了した後には再整備が実施されて、代々木公園として活用されることになりました。
開園したのは昭和42年のことで、当時植えられた木々はとても若かったですが数十年の時を経たことで大きな森へと変貌を遂げました。
現在は噴水も併設されており、水と緑を楽しめる自然豊かな公園として多くの人が訪れています。

参考:http://www.tokyo-park.or.jp/park/format/index039.html

見どころ

代々木公園の見どころとして人気が高いのはバードサンクチュアリです。
日本で初めてバードサンクチュアリが作られたのは代々木公園だと言われています。
野鳥を自然な状態で観察できる場所で、鳥が好きな方だけでなく、年齢を問わずに多くの人が訪れています。
保護柵で囲まれている中に立ち入ることはできませんが、柵外でも野鳥を観察できるようになっています。
鳥達のさえずりを聞きながら、日頃の疲れを癒している方が多いです。

代々木公園の真ん中にある中央広場では、東京都内とは思えないほどの草地が広がっています。
天気が良い日は草の上で寝転びながら遊んでいる親子連れもよく見かけます。
自然の素晴らしさを実感できる都内でも貴重な場所として知られています。

公園内にはサイクリングコースが存在しています。
自転車は有料でレンタルしており、大人用、子供用、タンデムによって料金が異なります。
タンデムとは二人乗り用の特殊自転車で、小さなお子さんと一緒に親子で乗ることもできますし、カップルで楽しむこともできます。
まだ上手に自転車に乗れないお子さんは、練習場も用意していますのでじっくりと練習をしてからサイクリングコースに挑戦できます。
レンタルは基本的に毎週月曜日や年末年始は定休日になっています。

犬を飼っている方はドッグランで遊ばせることもできます。
ただし事前に登録が必要になりますのでご注意ください。
登録は畜犬登録と狂犬病お予防注射済票を持参してください。
年度が変わるごとに更新の手続きをしなければいけないので、随時更新手続きを行ってください。
代々木公園で登録が完了したら、大きさに合わせて超小型犬と小型・中型、中型・大型の3エリアのいずれかへ入場できます。
利用する際には必ず登録証を首から下げて他の人にも見えるようにしましょう。