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【皇居】編

日本人なら一度は訪れたい場所

世界中には王室が存在している国がいくつか存在しています。
様々な王室が存在している中でも特に長い歴史を誇るのが、実は日本の皇室なのです。
皇室の歴史は今から2700年ほど前に建国された大和王朝から始まっていると言われています。
大和王朝を作ったのが現在は神武天皇と呼ばれている方です。
日本初の歴史書である日本書記に記載されている内容ですが、神武天皇から脈々と今上天皇まで受け継がれてきたのが日本の皇室制です。
海外でも天皇陛下はエンペラーと称されており、権威のある人物という扱いを受けています。
実際に外国を訪問するとその国で最上級におもてなしをされていることがわかります。
例えばアメリカを訪れる際には、大統領がホワイトタイを身につけて空港までお出迎えをします。
日本人の中には天皇陛下が権威のある存在だと知らないという方がとても多いと言われています。
これは学校ではもちろん、親も教えていないからだと考えられます。

日本人が世界に誇るべき存在の天皇陛下がお住まいになっているのが皇居です。
皇居には天皇皇后両陛下がお住まいになっている御所が存在しており、他にも宮殿や宮内庁の庁舎等様々な建物が存在しています。
とても広い敷地内には東京都内とは思えないくらいの自然が存在しており、歴史的にも価値のある建物がたくさんあります。
実は一般の方でも皇居の中に入ることができる方法が存在しています。
正しいマナーを守り、貴重な機会をお楽しみください。

参考:http://sankan.kunaicho.go.jp/index.html

事前に申し込みが必要

皇居内を見学することを参観と言います。
参観はどなたでも無料ですが、かならず事前に申し込みを行ってください。
対象になるのは18歳以上の方となっていますが、18歳未満の方が参観を希望する場合は成年者が同伴または引率することが条件になります。
修学旅行で訪れたいという場合には、中学生以上で1校の申し込みは9人まで、学校から申請をすることが条件になります。

申し込みは直接宮内庁に行くか、郵便やインターネットで申し込みを行います。
なお、郵便の場合は事前に電話を入れて参観希望日を伝えて予約を入れてください。
予約が殺到している場合には希望通りにならない可能性もありますのでお早めにどうぞ。
参観希望日の前月1日から予約を受付しています。

見どころ

皇居には天守台跡や大手門、百人番所などかつてこの地に存在していた江戸城の名残が残されています。
ランチタイムになると皇居東御苑でコンサートが開かれるため、ランチを楽しみながら素晴らしい音楽を堪能できます。
皇居外苑には楠公レストハウスや桜田門、城下門などが存在しています。
楠公レストハウスはこの場所でしか購入できないお土産も用意されています。