ダイエット

痩せすぎな20代が危険な理由

丁度良いスタイルを心がけましょう

最近なんだか太り気味だからダイエットをしなくては!と常に自分の体型を気にしている女性も多いはずです。
体型が気になるからといって、あまりにも過激なダイエットを実践するのは危険です。
特に20代の女性はダイエットのやり過ぎが原因で痩せすぎの方が多いことから、特に要注意なのです。
20代女性の5人に1人は痩せすぎだと言われているほどです。
痩せすぎな20代が危険な理由はいくつかあります。

参考:http://column.asken.jp/purpose/purpose-3683/

健康被害をもたらす

メタボリック症候群が原因で生活習慣病になる可能性が高くなることから太り過ぎには注意が必要になると言われていますが、実は痩せすぎでも健康被害が発生する危険性がかなり高くなるため注意が必要です。
特に注意をしたいのは糖尿病です。
糖尿病は太り過ぎの人が発症する病気だと認識している方も多いですが、痩せすぎの方も発症する可能性が十分考えられます。
例えば炭水化物抜きダイエットを実践している方は、大切なエネルギーになるブドウ糖が足りない状態になります。
少ないブドウ糖は生命を維持するために必要とされる器官で優先的に使われるため、特に脳が体内のブドウ糖を使いきってしまう状態になります。
結果的に体内のインスリン量が不足することで、糖尿病になりやすい体質へと変わっていくのです。
しっかり必要な栄養を補給しなければ、外見では痩せたように感じられても健康を大きく損なう原因になるため注意しましょう。
他にも免疫力が極端に低下することによって風邪をひきやすくなったり、更に悪化すると癌や心疾患などを引き起こす可能性も高くなると言われています。

女性特有の問題

痩せすぎの方は生理周期が不規則だと言う方がとても多いです。
その理由は痩せすぎであることが大きな原因だと言われています。
本来であれば女性はある程度の脂肪を備えておかなければ健康的な状態を維持できないと言われている理由は、ホルモンバランスの調整に大きく関わっているからです。
ほとんど脂肪がない状態ではホルモンバランスが乱れて生理周期が一定しない状態になったり、場合によっては月経が完全にストップする場合もあります。
子供が欲しいと希望してもなかなかできない状態になり、夫婦仲の悪化を招く原因にもなり兼ねません。
仮に妊娠が成立しても、赤ちゃんに栄養を十分に送り届けることができない状態になっているため、正産期に入っても2500gに満たない未熟児の状態で出産を迎えてしまう可能性があります。
まだ体が成熟していない状態で生まれてきた赤ちゃんは、成長して大人になった時に病気を発症するリスクが高いとも言われています。
健康的な赤ちゃんを産むためにも、適度な脂肪をキープしておくことがとても大切なのです。